「住んでいる場所に縛られずに仕事をしたい。」
「全部いいとこ取りのように聞こえるけど、悪いことはないの?」
フルリモートにはメリットも、デメリットもあります。
この記事では、私が経験したフルリモートの実態をお伝えします。
経験してわかったこと、たくさんありました。
また、在宅勤務やリモートワークなどの働き方が完全になくなることはないでしょう。
今もリモートワークやるよ
本記事を読むことで、フルリモートのメリットとデメリットを把握できます。
そして、将来の働き方を考えるきっかけになるでしょう。
ぜひ最後までお付き合いください。
フルリモートのメリット3つを解説
ここでは、私自身がフルリモートで経験して感じたメリットを3つ解説します。
- 移動時間を大幅に短縮できる
- 新しい業務にチャレンジできる
- 給料アップのチャンスがある
フルリモートワークは、引っ越しや住民票移動が不要です。
時間やお金をかけずに仕事できるって最高
リモートワークに対する良いイメージを持ってもらうためにも、こちらから読み進めてくださいね。
1. 移動時間を大幅に短縮できる
読者自身の利用できる時間が増えます。
出社不要なので、乗り物で移動する時間を気にしなくていいんです。
そのため、業務開始直前まで寝る時間に割り当てたり、子どもと遊ぶ時間に割り当てたりして過ごせます。
私の場合、会社までの移動は飛行機で、時間にして片道3時間でした。
プライベートジェット必須だね
このように、フルリモートでは、自身の利用できる時間が増えるメリットがあります。
2. 新しい業務にチャレンジできる
住んでいる場所に縛られないので、全国各地の仕事にチャレンジできます。
インターネットに接続できる環境があれば、トライできるよ。
インターネット接続は準備できると思う
例えば、私のように地方に住んでいても、東京のお仕事に携わることができます。
携わったお仕事により、新しい知識やスキルが身に付く場合もあります。
もちろん、新しいことは、習得に時間を要する場合もありますが、視野が広がって嬉しかったですね。
このように、フルリモートには、全国規模の案件にチャレンジできます。
3. 給料アップのチャンスがある
地元企業で働いていたときよりも、給料がアップするチャンスがあります。
地方の給料より、首都圏の給料の方が高いですよね。
企業の規模にも左右されると思います
フルリモート可で、新しいスキルも身につけて、給料もアップできると嬉しくなります。
私の場合、年収で換算すると60万円はアップしました。
ですので、フルリモートは、給料をアップできるチャンスがあります。
フルリモートワークのデメリット3つを知ろう
ここでは、私自身がフルリモートで経験して感じたデメリット3つを紹介します。
内容は、私自身がツライと感じたものばかりです。
他にもありますけどね。。。(汗)
- WEB会議が多い
- 会話するのに手間がかかる
- フルリモートの環境を整備する初期費用がかかる
フルリモートは、周りには誰もいない環境です。
この独りになる環境は、これまでとは違った状態をもたらしました。
フルリモートに対して漠然としたイメージしかないなら、こちらの記事は有益な情報になります。
ぜひ読んでみてくださいね。
1. WEB会議が多い
朝から晩までWEB会議が中心の業務になり、ストレスがかかる場合があります。
Web会議は、インターネット環境とチャットツールがあれば、どこにいても参加できます。
つまり、WEB会議のおかげで、移動にかかっていた時間や費用を削減できます。
- 印刷代ゼロ
- 移動時間ゼロ
- 移動費ゼロ
一方で、もともと予定に入っていなかったけど、顧客がWEB会議を希望することもあります。
WEB会議の頻度は、案件規模や納期、顧客の温度感などが作用して決まることもあります。
そして、WEB会議が終わってようやく、資料修正や自身のタスクが行えます。
このように、WEB会議によるデメリットを理解する必要があります。
2. 会話するのに手間がかかる
会話で使用する、ツールそのものがストレスになる恐れがあります。
先ほども書きましたが、リモートワークは(環境的に)独りで仕事をします。
そのため、周りの社員がどこにいるのか、何をやっているのかわかりにくい環境です。
例えば、リモートワーク中にAさんと会話する場合、ざっくりと次のような流れになることが多かったです。
- Aさんが出社しているかを、ツール上で確認する
- Aさんへチャットし、会話できる時間を調整する
- Aさんとツールを使って会話する
出勤時なら、顔を見て確認できることも、ツールを開いて確認しなければいけません。
正直、面倒って感じたよ
また、電話とも違い、相手の邪魔にならないかを気に掛けることがストレスそのものでしたね。
しかも、新しい業務内容だと、基本知識が不足しています。
出勤時なら絵を描いたりして説明できたことも、ツール上ではそう簡単にはいきませんでした。
普段なら、周りとおしゃべりしながら理解を深めていた業務も、なかなか理解が深まりません。
そうなってくると、少しずつ、周りと会話する頻度が落ちてきます。
このように、ツールを使った会話は、慣れるまでにストレスがかかります。
3.フルリモートの環境を整備する初期費用がかかる
自宅で必要となる機材や機器を把握する必要があります。
ストレスを減らすためにも環境は大切です。
例えば、机です。
私の場合、専用の机はありませんでしたので、食卓のテーブルを使用することが多かったです。
机(またはテーブル)の天板が小さいと、ゴチャゴチャして仕事にならないですからね。
あと、支給されたノートパソコン以外にディスプレイも用意しました。
ノートパソコン、2台ってパターンもあるらしい。。。
マルチモニターとして活用するためです。
ノートパソコンの小さいディスプレイだけだと、見づらいからです。
ブラウザのタブ、たくさん使うと見づらくなるのよね
振り返ると、初期費用かかりますよね〜(汗)
実際は、毎月の電気代や水道代などもあります。
ただ、会社によっては毎月支給される(例:固定2,000円)場合もあります。
今の自宅で、フルリモートする時に必要なものをイメージしておいてくださいね。
この3点は本当にフルリモートのメリット?勝手に分析しました
ここでは、フルリモートのメリットと言われているうち、私の経験に照らし合わせて3点を分析します。
- 好きな場所で働ける
- ライフワークバランスは向上する
- 生産性は向上する
他のサイトを非難する意図は、一切ございません。
あくまで個人の(経験を踏まえた)見解です
参考になれば嬉しいです。
1. 好きな場所で働ける?
事前に会社の決まりを確認しましょう。
リモートワークといえば、出社せずにどこにいても働けるイメージがあるでしょう。
しかし、自宅勤務を前提とするリモートワークもあります。
私は自宅勤務でした
外だと、パソコンの盗難やのぞき見などのセキュリティリスクが高まります。
顧客のデータを閲覧することもありますので、細心の注意を払わなければいけません。
バレなければ、自宅以外の外で働いてもいいわけではありません。
情報漏えいなどのセキュリティ事故が起きてからでは、目も当てられないですからね。
2. ライフワークバランスは向上する?
必ずしも向上するとはいえない、というのが私の見解です。
というのも、携わっている案件と会社の理解度次第ではないでしょうか。
リモートワークは、あくまでライフワークバランスを担う一部です。
有給休暇取得や、長時間労働削減などの要素も満たされて、ライフワークバランスが向上したといえます。
リモートワークだけでは成り立ちません
例えば、次のようなことに対しても、周りの理解があってライフワークバランスが向上すると思っています。
- 子どもが発熱のため、仕事を打ち切り迎えに行く
- 19時以降は親の介護があるため、就業時間を調整する
3. 生産性は向上する?
それまでの業務経験と、社内の人間関係に左右されるでしょう。
初めての業務なら、生産性は落ちます。
なぜなら、覚えることが多い上に、フルリモートだと先輩や同僚に声をかけにくいです。
会話することが苦じゃない人は大丈夫かな
また、最初のうちは社内で人間関係を構築できているか、この点も気にした方が良いでしょう。
入社してすぐにリモート環境で仕事をすると、メンバーの特徴は掴みにくいでしょう。
この記事のまとめ
この記事では、フルリモートワークのメリット・デメリットを、それぞれ3点紹介しました。
メリット3点
- 移動時間を大幅に短縮できる
- 新しい業務にチャレンジできる
- 給料アップのチャンスがある
デメリット3点
- Web会議が多い
- 会話するのに手間がかかる
- フルリモートの環境を整備する初期費用がかかる
最後に、これ、本当にフルリモートのメリット?って気になった3点を勝手に分析しました。
フルリモートのメリットなのか?気になった3点
- 好きな場所で働ける?
セキュリティリスクもあるので、前もって会社へ確認しましょう - ライフワークバランスは向上する?
フルリモートだけでは成り立ちません - 生産性は向上する?
業務経験と、社内の人間関係が影響します
働く環境が変わることは、程度の差こそあれストレスが生じます。
間違いないでしょう
新しい職場、新しい人間関係、新しい業務、というふうに「新しい」ことだらけです。
私が経験したリモートワークはストレスそのものでした。
その結果、なかなか寝付けなくなったりすることもありました。。。
ですので、リモートワークは、メリットだけではないことを覚えてもらえると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。