転職の回数で不安になることありませんか?
「履歴書の職歴欄、埋まってきた」
「これ以上、転職を重ねたくない……」
転職の回数が平均を超えていると、自分の行動にブレーキをかけたりすることってありますよね。
相手の印象が気になる
転職はできるだけ避けたい、その気持ちわかります。
転職活動は本当に疲れますし、活動中は時間もお金も消えていくからです。
この記事を読んでくれる人は、今の環境で自身の気持ちを整理した上で、転職を検討していると思います。
ここでは、転職の回数が多い(平均以上)場合に、大切なことを解説します。
私自身、転職を5回以上経験してきました。
このことは、決して自慢できることではありませんが、間違ったとは思いません。
時間はかかったかもしれませんが、ITエンジニアとして、スキルも、給料もアップできています。
本記事を最後まで読むことで、転職を有意義なものにし、気づけば転職の回数に悩まなくなっているでしょう。
ただし、無闇やたらに転職してください、という意味ではないですよ。
ぜひ最後までお付き合いください。
改めて転職に対する気持ちを整理しましょう
転職は、エネルギーを想像以上に消費します。
転職の回数が多いからといって、活動そのものが楽になると感じたことは一度もありません。
これまで培ってきた知識や経験を棚卸したり、気になる求人情報へ応募したりする必要があります。
しかも、無事に転職できたとしても、思い描いていたことと違う場合もあるかもしれません。
入ってみないとわからないことってありますよね?
だからといって、我慢してずっと同じ会社にいることも何か違う気がします。
そんな場合は、違和感に感じたことをメモしましょう。
違和感を覚えたポイントが、転職の材料になります。
例えば、私の場合、次のようなことに違和感を覚えました。
スキルアップしている感じがしない
今の収入で家庭を築く自分を想像できない
このように、最初はざっくりでも構いません。
大切なことは、「なんとなく」転職したいと考えないようにしましょう。
転職の回数を気にしないために必要なことは?
ここでは、転職の回数が多くても、転職活動を支える大切なことを解説します。
一番大切なことは、「気にしないこと」です。
でも、在籍している環境も影響しそうですね
私がいるITの世界では、もしかすると転職しやすい環境かもしれません。(周りは転職多かったような?)
とはいえ、自身の転職の回数が気になってしまう人もいると思います。
そういう場合(転職の回数が「気になる」)は、次の職場で達成したいことを転職活動前にメモしましょう。
ここで大切なことは、「転職活動前に」です。
なぜなら、転職活動を開始すると、なかなか思い通りに進まないからです。
そして、焦ったり疲れたりして、達成したいことを見失ってしまう恐れがあります。
気持ち的にも、体力的にも、「転職活動前に」が重要です。
次のリストは、私が転職で達成したかったことです。(一応、達成できています……)
- 体調管理
- スキルアップ
- 給料アップ
- 地場産業を支援
1つずつ解説していきますね。
参考になればと思います。
体調管理
私は、シフト勤務が大の苦手です。
特に、日勤と夜勤の両方があると、生活リズムが整いません。
生活リズムって、かなり重要
夜勤が終わった後は、朝からビール飲んだり、夜まで寝たり、どうもしっくりこない毎日。
そうなってくると、朝起きて夜寝る、ごくごく一般的な日常生活を送りたくなりました。
スキルアップ
多くのシステムを目の当たりにすると、もう少し勉強したい気持ちが芽生えてきました。
当時は、派遣だったこともあって、契約満了後を見据えて勉強を開始。
当時は、本当時に知識も経験もありませんでした
まずは、知識だけでもと思い、資格を取得しましたよ。
最終的には、スキルアップできる環境へ転職できました。
給料アップ
給料アップできる環境への転職考えるようになりました。
少しずつですが、知識も経験も得られ、ITエンジニアとして職歴を記載できるようになった時期でしたね。
スキルアップも、給料アップも、どちらも大切な要素だと思います。
両方を同時に達成できればいいと思いますが、なかなか思い通りにならないでしょう。
ですので、達成したいことが2つ以上ある場合は、優先順位をつけておきましょう。
地場産業を支援
当時在籍していた会社は、誰のために仕事をしているのか、わからなくなる会社でした。
詳しいことは言えないけど、いつも自問自答してたよ
その影響もあってか、もう少し社会との接点を持てる職場への転職を考え始めました。
幸いにも転職活動はスムーズに進み、入社後は地元企業の課題に対して向き合う時間が多くなりましたね。
【知ってて損はありません】転職先の定年ルールについて
これまでより少し長くなりますが、知ってて損はない情報です。
ここでは、転職活動中に確認しておいた方がいい定年のルールについて解説します。
「ルール」とは、会社ごとに設けられている決まり事みたいな、いわゆる就業規則です。
具体的には次のことです。
働き手の確保や、高齢者の雇用安定などの観点から再雇用制度たるものがあります。
例えば、定年は60歳、そのあと65歳まで雇用期間が(1年更新で)延長されるイメージです。
読者の年代によって、(定年は)20年後、30年後の話しになるでしょう。
もしかしたら、このルール自体が変わっているかもしれませんね。
ですので、ここでは知人の実体験を紹介します。(お酒の席で話してくれました。)
知人は、60歳になったタイミングで、会社の再雇用制度が適用されました。
ちなみに知人は、卸売業界で営業職(課長)として働いています。
結果、これまでと同じ仕事に従事できる一方で、毎月の給料はこれまでの7割にダウン。
これまで月収40万円だったのが、月収28万円になるイメージです。
再雇用制度の原則は、同一労働同一賃金。
しかし体力の低下などを理由に「合理的」または「合法」として判断され、事実上、給料ダウン。
同じ仕事なのに、今日からは給料ダウンって変ですよね。
ただ現実は、会社の体制に目を向けたところで簡単に変わらないでしょう。
でも、読者にはこの定年ルールを意識するあまり、行動できなくなってほしくありません。
実現したいことを1つ1つ積み重ねてほしいですね
そして、ここで書いた次のことを思い出してくれたら嬉しいです。
- 現時点では定年ルールが存在すること
- 定年ルールに振り回される恐れがあること
この記事のまとめ
この記事では、次のことを解説しました。
- 転職に対する気持ちを整理する
- 転職先で実現したいことを1つ想い描く
- 転職先の定年ルールを確認する
まず、前提として、転職の回数は「気にしないこと」が大切です。
正直、転職多いかもって思ったことはあります
しかし、転職の回数が平均を超えたか・超えていないか自体を、気にしたことはありません。
それでも、転職の回数が気になる人は、「達成したいこと」をメモしましょう。
転職の回数が平均以上かどうかは、いったん忘れましょう。
それから、「定年ルール」を解説しましたね。
優先度は高くないですが、知ってて損はありません。
転職活動中に、直接質問しにくいのであれば、メールで問い合わせてみてもいいでしょう。
最後に、転職活動は時間的にも余裕を持って進めていくことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。