仕事に慣れ、効率よく業務をこなせるようになってきたけど、こんなことを感じていませんか?
「もっと技術的な業務に携わりたい。」
「今やってることって、雑用の仕事って言われるし。。。」
描いていたようなスキルアップができない日々があると、ついつい考えちゃいますよね。
でもちょっと待ってください。
「雑用の仕事」って、本当にスキルアップにはつながらないのでしょうか?
「雑用の仕事」という響きだけで、やる・やらないを決めていませんか?
これまで経験してきた「雑用の仕事」の中には、「なにこれ?」と不満を隠せない業務もありました。
しかし、今振り返ってみると、それは「雑用」ではなかったかもしれません。
私は未経験でITエンジニア職につき、鈍感な性格が幸いしてか、雑用の仕事をこなしてきました。
その「雑用の仕事」は、私を成長させてくれました
そして今では、主にネットワーク設計から導入後のサポートまで担えるようになりました。
本記事では、まず私の経験を交えて「雑用」そのものに焦点を当てます。
本記事を最後まで読むことで、雑用の捉え方が180度変わります。
ぜひ最後までお付き合いください。
雑用の仕事は自分自身の価値を上げます
ここでは、「雑用」について再認識しましょう。
マイナスなイメージを持っていませんか?
結論からいうと、雑用の仕事をやると、周りの人にとって不可欠な存在になります。
なぜなら、雑用は、読者の価値そのものをアップさせてくれます。
言い方を変えると、あなたに対する周りの見る目が変わります。
仕事では「あなたが一緒に動いてくれてよかった」と言われるようになるでしょう。
インターネット上でいわれている「雑用」について
インターネットで調べました。
こまごました、いろいろの用事。
goo辞典
たとえば?
「雑用の仕事」といわれる一例です。
- 書類コピー
- 来客対応
- 電球や蛍光灯の交換
- 電話対応
すでに、お気づきの方はいると思います。
どれも、雑な扱いはできないことばかりです。
このことから、「雑用」は「ぞんざいに扱うこと(モノ)ではない」ことがわかりますね。
この記事で伝える「雑用」について
ここでは、私自身の経験を踏まえて「雑用」について解説します。
- 具体的に表すことができない
- 業務の質向上につながるはたらきがある
- 人間関係を築くはたらきがある
1つずつ解説していきますね。
「雑用」は、具体的に表すことができない
立ち位置によって、「雑用」の捉え方が変わります。
社員からみた「雑用」があれば、課長職からみた「雑用」もあります。
同じ社員でも、新入社員からみた「雑用」、ベテラン社員からみた「雑用」があるわけです。
また、別の会社からみると、「雑用」ではないかもしれません。
このように、読み手の立ち位置によって、「雑用」そのものが変わることもあります。
「雑用」は、業務の質向上につながるはたらきがある
神は細部に宿ります。
か、神ですか?
「雑用」を積み重ねていくと、細かいところまで意識が行き届くようになります。
例えば、納品物としての資料の完成度や、試験の質向上に貢献できます。
完成度の高い資料は、運用後もずっと重宝されます。
試験の質向上は、迅速なトラブルシューティングにつながります。
その結果、仕事にも良い影響を及ぼします。
このように、「雑用」には、読者自身の質を向上させる働きがあります。
「雑用」は、人間関係を築くはたらきがある
「雑用」は、決して無駄なことではありません。
相手を思いやることにつながります。
例えば、来客対応
応接室への案内やお茶出しなどがあり、会社に対するイメージにつながります。
他には、ゴミ出し。
動線を最適化し、職場環境の改善につながります。
続けていけば、社内外における人間関係につながっていきます。
このように、「雑用」は決して無駄じゃないことがわかります。
雑用の仕事の悪いイメージを払拭しよう
ここでは、「雑用」に対する意識を、ネガティブな方向へむけてしまうことについて解説します。
「雑用」に対するあなたの意識が変わっていきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
「雑用の仕事」を依頼する人に不満を持っていませんか?
あまり気にしないほうがいいです。
大声で依頼する人もいれば、自信なさげに依頼する人もいますよね。
また乱暴な言い回しに聞こえたりするときもあります。
人の数だけ言い方もありますし、言う人の性格も影響しているでしょう。
過去のミスから、雑用の仕事のみになっていませんか?
過去にミスがあると、それを理由に同じことばかり割り振られる場合があります。
結論、こちらも気にする必要はありません。
雑用の仕事が多いと感じても、今はその時期と割り切った方がいいでしょう。
できることなら、仕事の合間をみてスキルアップや資格取得の勉強をするのもありだと思います。
ITエンジニアとしては、スキルアップや経験を積み重ねる環境が重要だからです。
雑用の仕事が多い場合は、転職も1つの選択肢です。
この記事のまとめ
この記事では、雑用の仕事は無駄ではなく、ITエンジニアのスキルにつながることを解説しました。
まず、雑用に対する認識を変えることに注力しました。
雑用は「ぞんざいに扱うこと(モノ)ではない」ことがわかりましたね。
次に、「雑用の仕事」は、自身の価値を高めることを解説しました。
- 具体的に表すことができない
- 業務の質向上につながるはたらきがある
- 人間関係を築くはたらきがある
そして、雑用に対する悪いイメージとの向き合い方を解説しました。
雑用をネガティブに捉える必要は、全くありません。
私にとって、雑用は、「丁寧さ」の表れだと思っています。
その「丁寧さ」が、仕事の質を向上させていくと考えれば、ワクワクしませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。